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韓国豊胸失敗を避けるには?私が手術を勧めない胸と、費用・経過・方法

豊胸の「失敗」の多くは、被膜拘縮・左右差・位置のずれ・感染など、どこで手術しても起こりうる合併症です。韓国で受けるときに差が出やすいのは、術前の検査と帰国後の相談先です。

Im Young Min
Im Young Min代表院長 · 形成外科専門医

· 約8分

編集 ベリーグッド 海外患者チーム

目次
  1. 01韓国豊胸失敗と呼ばれるものの中身は?
  2. 02インプラントと脂肪注入、方法で変わる失敗の形
  3. 03私が今回の手術を勧めない胸と時期
  4. 04術後の経過、どこまでが普通でどこからが受診の目安?
  5. 05帰国後に異変が出たら、誰に相談する?
  6. 06豊胸の費用は何で変わる?
  7. 07最初のLINEで送るもの

結論から

「韓国豊胸失敗」という言葉を検索して、帰国後に胸が硬くなったり左右の形がずれたりしたら日本で誰に診てもらえばいいのか、と不安になっていませんか。豊胸でいう失敗の多くは、被膜拘縮・左右差・インプラントの位置のずれ・感染など、どこで手術しても起こりうる合併症です。韓国で受けるときに差が出やすいのは、手術前の検査の中身と、帰国後に異変が出たときの相談先を決めてあるかどうかです。

  • 豊胸の「失敗」の多くは、被膜拘縮・左右差・位置のずれ・感染など、どこで手術しても起こりうる合併症です。
  • インプラントと脂肪注入では、起こりやすい問題の種類が違います。
  • 当院の渡航案内の目安は、抜糸・ギプス除去まで7〜10日、日常生活への復帰まで2週間です。
  • 帰国前に手術記録・インプラントの書類と日本での相談先をそろえておくと、異変に気づいたときにすぐ動けます。

Im Young Minです。

読み終えるころには、豊胸の費用を決める要素、術後の経過で様子を見てよい変化と受診したほうがよい変化、インプラントと脂肪注入で違う失敗の形、そして私が手術を勧めない胸の状態が分かります。限られた休みと予算の中で、今回の渡航で手術まで進むか、相談だけにするかを決める材料になるはずです。

こんにちは。VERYGOOD形成外科 代表院長のイム・ヨンミンです。ソウル聖母病院で研修を終えた形成外科専門医で、目・鼻・輪郭とあわせて胸の整形も担当しています。

当院の胸の整形では、まず乳腺超音波で乳房の状態を確認してから、インプラントと切開の位置を決めます。手術中は常勤の麻酔科専門医3名のうち1名が、その手術に専念します。手術費は外国人も韓国人と同じで、見積りは書面でお渡しします。

書こうと思ったのは、ネットの失敗談の多くが「手術そのものの問題」と「帰国後に診てくれる人がいなかった問題」を一緒に語っていて、読む側がどちらに備えればいいのか分からなくなっているからです。

短く言えば、韓国豊胸失敗を減らす鍵は、手術を受ける国よりも、術前の検査、方法の選び方、帰国後の段取りの三つにあります。

いちばん怖いと感じている合併症を一つ書いて、渡航できそうな日程と一緒にLINEで送ってみてください。質問がまだまとまっていなくても、その一行から始めて構いません。

韓国豊胸失敗と呼ばれるものの中身は?

「失敗」と一口に言っても、手術から数日のうちに起こるものと、数か月から数年たって出てくるものでは、原因も対処も違います。米国形成外科学会(ASPS)は豊胸のリスクとして、血腫、感染、被膜拘縮、乳頭や乳房の感覚の変化、インプラントの破損、しわ、傷あとの問題などを挙げています。

時期起こりうること気づくきっかけ
手術から数日血腫(内部の出血)片側だけが急に張る、強く痛む
数日〜数週感染、傷の治りの遅れ発熱、広がる赤み、傷からのにじみ
数か月〜数年被膜拘縮、位置のずれ、左右差硬さ、形のゆがみ、高さの違い
数年以上破損、まれなリンパ腫形や大きさの変化、遅れて出る腫れ

被膜拘縮は、インプラントの周りに体がつくる膜が縮んで硬くなり、胸が丸く盛り上がったり痛んだりする状態です。程度が軽ければ経過を見ることもありますが、形がゆがむほど進むと再手術を考えることになります。

知っておきたいリスクと副作用

米国食品医薬品局(FDA)は、乳房インプラントには寿命があり、入れている期間が長くなるほど合併症や追加の手術の可能性が高くなると説明しています。まれなリンパ腫(BIA-ALCL)や、倦怠感・関節痛などの全身症状についても情報を出しています。

どれも手術した国を問わず起こりうるものです。渡航で変わるのは、異変に気づいたときに手術した医師がすぐ近くにいない、という一点です。

インプラントと脂肪注入、方法で変わる失敗の形

インプラントの豊胸では、上の表のような合併症がおもな心配になります。大胸筋の下に入れるか上に入れるか、どの大きさを選ぶかは、皮膚と乳腺の厚みでおおむね決まります。厚みが足りない胸に大きなインプラントを入れると、縁が浮いて見えたり、しわが出たりしやすくなります。

脂肪注入は、自分の脂肪を太ももやお腹から吸引し、精製して胸に注入する方法です。入れた脂肪の一部は吸収されるので、仕上がりは入れた量より小さくなります。注入した場所で脂肪が生き残れないと、しこりや石灰化が残ることもあります。当院が脂肪移植で見ているのは、入れた量よりも、どれだけ定着したかです。

ASPSは2011年に、胸への脂肪注入のあとでマンモグラフィーの読影が紛らわしくなる場合があると伝えています。

脂肪注入では脂肪を採った部位にも腫れと内出血が出るので、そちらの回復も日程に入れる必要があります。吸引後の滞在日数の考え方は、顔の脂肪吸引で何泊必要かを整理した記事にも書きました。被膜、プレーン、拘縮といったカウンセリングで出てくる言葉は、韓国の豊胸の仕組みと用語をまとめた記事で先に目を通しておくと、説明が頭に入りやすくなります。

私が今回の手術を勧めない胸と時期

次のような場合は、手術を急がないほうがいいと私は考えます。いずれも一般的な医学の考え方で、最終的には診察で判断します。

  • 妊娠中・授乳中、または近いうちに妊娠を考えている
  • 胸にしこりがある、あるいは乳腺の検診をしばらく受けていない
  • 喫煙していて、手術の前後にやめるのが難しい
  • 持病の治療中、または血を固まりにくくする薬を飲んでいる
  • 皮膚と乳腺の厚みに対して、かなり大きなサイズを希望している
  • 休みが短く、抜糸の前に帰国するしかない

たとえば、社会人2年目で有給が3日、週末と合わせてソウルに5日だけいられるとします。当院の渡航案内では、豊胸の抜糸・ギプス除去までを7〜10日、日常生活への復帰までを2週間の目安としています。5日の日程では抜糸の前に飛行機に乗ることになるので、私ならその旅は検査と相談にとどめ、手術はまとまった休みが取れる時期に回すことを提案します。

術後の経過、どこまでが普通でどこからが受診の目安?

手術後しばらくは、胸の張り、腫れ、筋肉痛のような痛み、内出血がよく見られます。インプラントは最初は高い位置にあって硬く感じられ、数週から数か月かけて下がってなじんでいくのが一般的です。乳頭のまわりの感覚が鈍くなることもあり、多くは時間とともに戻りますが、残る場合もあります。こうした経過の速さは人によって違います。

一方で、次のような変化があれば早めに医療機関に相談してください。片側だけが急に大きく腫れて強く痛むとき、発熱や広がる赤み、傷からの膿があるとき、数か月たってから胸が硬く丸くなってきたときです。何年もたってから片側だけ腫れてきた場合も、FDAは医師に相談するよう呼びかけています。

抜糸までの日数と帰りの便の決め方は、韓国の豊胸で抜糸までの日数を確かめる記事で詳しく扱っています。

ネットの失敗談で、本当のこととそうでないこと

「韓国豊胸失敗」で出てくる書き込みでよく見かけるのは、「韓国の豊胸は失敗が多い」という話です。合併症の種類と起こり方は手術した国で変わるものではなく、国名だけで失敗のしやすさを判断することはできません。

「術後すぐの形がおかしい、失敗した」という話も多く見かけます。腫れが残り、インプラントが高い位置にある時期の形で判断していることが多く、仕上がりは数か月たってから評価するのが一般的です。

一方、「帰国後に診てくれる病院が見つからず困った」という話は、実際に起こりうる問題です。これは手術の腕とは別の、準備で防げる失敗です。

胸の手術歴や、検診で何か指摘されたことがあれば、そのメモを取れる休みの日数と一緒にLINEで送ってください。聞くことは「この日数で抜糸まで韓国にいられるか」の一つで足ります。相談の窓口はVERYGOOD形成外科の日本語ページにもまとめてあります。

帰国後に異変が出たら、誰に相談する?

韓国豊胸失敗の話のうち、出発前の準備で防げるのはこの部分です。米国疾病予防管理センター(CDC)は、医療目的で海外に渡る人に、手術記録の写しを持ち帰ることと、帰国後の診察を出発前に計画しておくことを勧めています。豊胸ではここに、入れたインプラントの種類とサイズが分かる書類が加わります。

出発前にしておきたいのは三つです。日本で術後に診てもらえる形成外科を一つ調べておくこと。手術記録とインプラントの書類を出国前に求め、手元に置いておくこと。手術したクリニックの連絡先を、スマートフォンですぐ出せるようにしておくことです。

帰国後に片側の急な腫れや高い熱が出たら、まず日本の医療機関を受診してください。そのうえで、手術したクリニックにも症状と写真を伝えておくと、日本の医師との間で情報がつながりやすくなります。

豊胸の費用は何で変わる?

費用を大きく動かすのは、まず方法です。インプラントか脂肪注入か、その組み合わせかで、手術の内容がまるごと変わります。インプラントなら種類と入れる位置、切開の場所が、脂肪注入なら脂肪を採る部位の数と注入する量が加わります。

全身麻酔と麻酔科専門医による術中管理、垂れた胸の挙上など同時に行う手術の有無も、見積りを動かします。ここに、抜糸まで韓国にいる日数分の宿泊や移動が別に加わります。

当院の手術費は外国人も韓国人と同じで、見積りは書面でお渡しします。費用の考え方と術前の乳腺超音波については、韓国の豊胸手術の回復日程と費用の考え方をまとめた記事にもあります。ご自身の場合の金額は、考えている方法を添えて「この方法だとどのくらいになるか」をLINEで聞いてください。

クリニック所在地:635 Nonhyeon-ro, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea

最初のLINEで送るもの

韓国豊胸失敗が気になって予約の手前で止まっているなら、インプラントか脂肪注入かの迷いをそのまま一文にして、「私の胸の厚みで選べるのはどちらか」という質問と一緒にLINEで送ってください。写真や書類がまだなくても、その一通から始められます。ソウルに来られたら、乳腺超音波で胸の状態を確かめ、診察したうえで、その胸に合う方法と大きさを私からお伝えします。

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FAQ

よくある質問

韓国で豊胸をすると失敗しやすいのですか?

被膜拘縮や血腫、感染などの合併症は、手術した国にかかわらず起こりうるもので、国名だけで失敗のしやすさは決まりません。渡航して受ける場合に差が出やすいのは、手術前の検査の中身と、帰国後に異変が出たときの相談先を決めてあるかどうかです。

インプラントと脂肪注入では、どちらが失敗が少ないですか?

起こりやすい問題の種類が違います。インプラントでは被膜拘縮や破損、位置のずれが、脂肪注入では脂肪の吸収によるボリュームの減少やしこりがおもな心配です。皮膚と乳腺の厚み、希望する大きさによって合う方法が変わります。

外国人だと手術費が高くなりますか?

当院の手術費は外国人も韓国人と同じで、見積りは書面でお渡しします。金額は方法や同時に行う手術で変わるので、考えている方法を添えてLINEで尋ねてください。

帰国後に胸が硬くなったら、韓国まで行かないといけませんか?

まずは日本の形成外科で診てもらうのが現実的です。そのときに手術記録とインプラントの種類・サイズが分かる書類があると、状態を判断しやすくなります。被膜拘縮の治療が必要かどうかは、硬さと形の変化の程度によります。

何泊すれば抜糸まで韓国にいられますか?

当院の渡航案内では、豊胸の抜糸・ギプス除去までを7〜10日、日常生活への復帰までを2週間の目安としています。航空券を取る前に、予約の段階で日程を確かめてください。

将来の妊娠や授乳を考えていても受けられますか?

妊娠と授乳で胸の大きさや形は変わりうるため、予定が近い場合は時期を待つことも選択肢になります。授乳への影響は方法や切開の位置によって考え方が変わるので、診察のときに予定を伝えてください。

参考資料

  1. Risks and Complications of Breast Implants
  2. Breast Augmentation Safety
  3. Medical Tourism
  4. Breast fat injection causes confusion on mammograms (2011)

この記事は一般的な医療情報です。手術が適しているか、どの方法が合うかは、医師の診察後に判断します。

Im Young Min

執筆

Im Young Min

代表院長 · 形成外科

  • 医学博士
  • ソウル聖母病院 研修医・専攻医課程修了
  • ソウル聖母病院 形成外科専門医
  • ソウル聖母病院 形成外科 外来教授
  • 前 トップフェイス形成外科 院長
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